2024〜2025越冬記録

その2

昨年の秋頃にラニーニャ現象の兆候が出ているという話がありましたが現在貿易風の強さは平均値のようです


コシパームの保護

ハロゲンライト 空間内で赤外線の乱反射による加温効果を発揮します 周囲に反射する物体がないとあまり効果が得られないと思います
水道凍結防止ヒーター用節電器セーブ90 水が凍結する温度になると自動で電気を通します

今冬は踊り場内側にビニールを張って2層の断熱にした

ハロゲンはこの中で唯一の熱帯ヤシ コシパーム(Raphia australis)に照射します

寒い夜〜朝にかけて点いたり消えたりしている様子 水が凍り始める程度の温度でハロゲンの赤外線加温効果は確かにある

強光による葉焼けで葉を失う可能性があるが成長点さえ越冬すれば夏に回復するはず。物体に近づけすぎないように、枯葉が燃えないように注意

現在温室内の熱源は5か所
1.地中の農電シート 2.ヒーター入り水槽 3.ヒーター入り発砲スチロール水槽 4.セメントレンガ温室のハロゲン 5.今回の凍結防止ハロゲン

1月9日-10日 実測最低温度-5℃

比叡山の突風を受けての一時的な低下で温度計に霜がついていない

氷点下の日はこのように霜がついていることが多い



背の高いミクロスパディクスは凍り、背の低い植物は無事 


トラリヤシはシルバークイーンのキャノピーが無くなりいつもより放射冷却で冷やされていることでしょう


ブラヘア ムーレイとデクンベンス


これからが冬のピーク

ニカウとブロンズパームはまだカバーしていません ビニール内の温度差による植物への負荷、耐寒データ収集にもできればカバーしたくないのが心情
強い寒波の予報が来たら、そのタイミングでカバーすることにしよう


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