2017〜2018越冬結果
屋外

実測最低気温-7℃

越冬させているヤシの傍に置いた温度計の最低気温です。
気象庁の2018年の最低気温は-3.6℃
近い年だと2016年が-4.1℃、観測史最低は-11.9℃
2018年で一番寒い1月の平均最低気温は0.7℃でした。


クライメートゾーン9a以下のヤシはほぼ無傷で越冬しました。

Brahea armata(ブラヘア アルマータ)

ブラヘアとカナリーヤシは安定してます。
ブラヘアの実生 1年かかって春に芽が出ました。

浅い鉢はせっかく発芽しても枯らしてしまうので、

牛乳パックの底に穴をあけた鉢に移植。この深さの鉢がないので仕方なくですが、なかなか優秀。
問題は紙ゆえに鉢底が腐って抜けるためコンテナから出せないという…

Brahea decumbens(ブラヘア デクベンス)

まいまいさんからの苗に本葉が出ました。ドワーフブラヘアですからサイズは非常に小さく不思議な感じ。

Brahea dulcis(ブラヘア ダルキス)

こちらもまいまい様から頂いたAllagoptera arenariaBrahea edulis、Brahea nitida、Livistona lanuginosa
植え替えたあと無事越冬しました。Brahea edulisに若干ダメージ。手前のブラックボーイも全て越冬。


Brahea sarukhanii(サルカンヘスパー)



Brahea sp. supersilver(ブラヘアsp.スーパーシルバー)

まだワックスが乗りません

Chamaerops humilis 'Vulcano'(チャメロプス ヴァルカーノ)

飯田様のヴァルカーノ 葉裏のザラザラした感じが素敵です。


Jubaea chilensis(チリサケヤシ)

奥はオニサバル マッチョなヤシ達

Parajubaea sunkha(ズンカ)

2本とも無傷で越冬

ようやく 2号の羽状葉が成熟してきました。

Parajubaea torallyi(トラリ)

若い頃は強風で葉が折れたりしましたが成熟して台風によく耐えるようになりました。

Parajubaea torallyi var. microcarpa(ミクロトラリ)

ミクロトラリ4本とトラリ1本が密生しています。
来年春に堀上げ予定。

Sabal(サバルヤシ)

春まだ寒い時期に花序が伸びて開花

甘い匂いがして蜂が集まり花粉を運んでくれているようです。

自家結実。果実は夏の終わりごろ4倍くらいに膨らんでいました。

サバルヤシの熟した黒い果実


Syagrus romanzoffiana var. litoralis(シルバークイーン)

写真は1枚に収まらなかったので3枚にとりわけて合体。
雪の影響で新芽にダメージを受けました。

葉軸
子葉の裏にワックスが乗っているので通常のジョオウヤシと比べて青緑に見えます。

根元に置いたグラパラリーフが繁殖したので時々洗ってつまみ食いしたり。

Trachycarpus princeps(トラキカープス プリンセプス)

棕櫚と同等の耐寒性がある。葉裏の繊細なシルバーが美しい。

Trachycarpus princeps blue-silver

ブルーシルバーの品種 葉の表側もパウダーがかかっています



その2へ続く


戻る