和歌山でヤシを立てる
2025年10月24日-25日
白浜町の24日の出時刻 6時10分

今回の目的は自治会の美化活動 週間天気予報は曇り〜晴れ〜雨、前日の予報は100%雨に
ところが雨雲レーダーの予想図を見ると真上はぽっかりと雲が抜けたような
有難いことに当日は殆ど雨に降られず気温も涼しい絶好の作業日和となりました
前日は暑いくらいの晴天

現在の開拓状況は30%くらいかな…来年は60%まで進めたい
夢の話ですが、隣の道路を挟んだ土地(自治会で管理している土地)を購入出来るなら
水平線をバックに面一で石灰岩の砕石を敷いた真っ白な地面に単独でヤシの木を植えてみたい

自治会長の奥様が散歩で通られるのでそんなお話をしたら、景色を想像したら毎日散歩が楽しくなりそうと仰ってくれました。
二つ隣の土地にプレハブハウスがあるのですがその土地の所有者は現在行方不明で連絡がつかないそうです。
境界付近に目隠しを兼ねて白遮光ネットの育苗所を作ってみたらどうかな…実現に向けてイメージをかためていきたいと思います。

前回張った姫高麗芝は少し成長したかな?
Ravenea andringitra(アンドリンギトラパーム)

成長しているけど葉色が淡いような、多雨で肥料分が流亡してる可能性があるので散水間隔を3日おきに変更してみました

Chamaedorea plumosa(ベビークイーンパーム)

黒潮椰子園初開花となるか

この土地で最初に地植えした苗達

2023年の様子
Parajubaea cocoides(マウンテンココナッツパーム)

新芽がよく伸びて活着してくれたようです。栽培困難で未踏のヤシ、長年の夢がかないますように
Syagrus insignis(ミニチュアココナッツパーム)

こちらも新芽が伸び活着してくれた模様 この場所のダンゴムシは自宅のようにヤシの新芽を狙いません
悪食ダンゴムシから守るためには雑草も必要なのだろうか
Syagrus microphylla(アリリココナッツパーム)

極小型のジョオウヤシ属 耐寒性は10aですが、時折の軽い霜に耐えられるそうです
木枝にカワラタケが生えて良質の土が出来そう
Livistona humilis(サンドパーム)

極小型のビロウ属 葉の幅は30〜50センチ 幹は5〜8センチ 棕櫚やチャメロプスよりも小さいかも
霜には耐えられるが、長期間の低温には耐えられないとのこと
Livistona jenkinsiana(メジャージェンキンズパーム)

特徴的な円に近い葉がでました。この土地は風が強いので防風要素が欲しいところ
黒潮椰子園で一番人気のブーゲンビレア

またはブーゲンビリア、その名はフランス人で最初に世界一周を指揮した探検家ブーガンヴィル氏にちなむ
戦時中、山本五十六長官が殉職したブーゲンビル島もかつて氏によって発見された島だそうです。
最近ハイビスカスとプルメリアは売ってるのですがこの花は見かけないそうで、来年の春にご近所さんとネットで共同購入することにしました。
今回の作業

レーキで平衡にならして防草シートを敷き、防草シート押さえ釘をハンマーで打つ
途中で砂岩に当たっても重ハンマーと釘で貫通することができた

防草シートにバラスを敷く 今回使ったバラス 手前12袋、奥8袋 計400キロ

まだ先になりますが、ここに門を建ててセクション2と3を合体させて花壇を延長
延長部分にブーゲンビリアを植えて門に巻き付ける予定。

手前は鹿食性実験用花壇と多目的スペースをつくります。
オーバーシード

夏芝は冬に枯れてしまうので、冬元気に育つ西洋芝の種を蒔いてしっかり固めるという作戦

冬芝は11月まで種蒔きできるらしい。
姫高麗芝の上からまばらになるように蒔いたけど強風で飛ばされてしまったかも

種の上から目土をかぶせてたっぷり潅水 発芽しますように
芝が出来上がったら真ん中に1本立ちのヤシを植えよう。
すさみ海水浴場にあるフェニックス ロベレニーの実が熟していました

下をみれば結構落ちてる


フェニックスはある程度成長してトゲが出ると鹿が好んで食べないようになると聞いたことがあるので実験花壇で検証してみたい。
今回は以上です
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以下日記になります。
美化活動の後時間に余裕があれば釣りしようと思い(結果的にできなかった)すさみ港へ下見

防波堤の浅いほうから見ていくと

チヌ(クロダイ)の群れ、40センチくらいありそうな

シロダイも混じって防波堤のすぐ下をぐるぐる旋回していた
大型の群れを野生で見たのは初めてかも、こんなにいるのなら釣り放題なのでは…と

釣り師の橋本さんに聞いてみたらチヌは頭がいいので人が見えてると釣れないそう
なんなら水面が見えない2メートル手前から仕掛けを落として狙ったり

アタリがきてバラしてしまった時、少し離れた位置に留まってこちらをじーっと見ながら何故自身が危険な目に遭ったか学習していたように見えたという

こんなにチヌが泳いでいるのに、ここで一度でもチヌを釣ったことがある人は殆どいない。チヌほど賢い魚はないと仰っていました。
半年ぶりに友人の中島さんとお会いできました

そこにある枝幹で道具や垣を自作され、自然と調和を感じるキャンプ場
Nullには「なんにもない」の意味が込められます

敷地内に獣用の道が横切るように伸び、野生動物と住み分けするように工夫されていていました

テントはタープの下に設営することでフライシートを外して、雨と虫よけは万全、夜はやはり野生動物がテントの前まで来るので獣除け線香を焚く、
もし鹿が侵入したらベルを一回チリーンと鳴らせばピィー!と叫んで逃げていくそう
前日に奈良の野迫川で釣ったばかりのアマゴで朝食を振舞って戴きました

内臓を取って海水で洗った状態のアマゴをフライパンにのせ、アルプスのピンクの岩塩を削って振りかけます
本当は炭火が美味しいんだけど時間がかかるからね、と作業時間のお気遣いをしてくださいました

渓流魚の岩塩焼き、頭から骨から尾びれまで美味しく頂き、ごちそうさまでした!
美化活動ではトラック運転手を担当、伐採した幹枝を管理地の谷へ輸送、谷は平地になり山になりました。
幹枝は地元の方が薪や素材として使うため取りに来られるそうです。うちも自由にお持ち帰りできるスペース作りたいな。
お昼休憩は中島さんと鳥羽水族館の森さんからジュゴンやオウムガイなど興味深いお話を拝聴して、
作業では普段お世話になっている山本さんとバディを組んでやらせてもらえて楽しかった。
助っ人の植木組合の皆様、自治会の皆様、ありがとうございました。
朝と夜は自分の木も剪定

前から心配だった電気柵真上の枝をカットした

朝切った枝がワイヤーに当たって緩んでしまっていたのでポールガイシを回して張りなおす

切った幹枝

葉っぱは土づくりに使います セクション4は有機質ならなんでも突っ込んいるので来年は相当良い土になりそう
十字路の上に常夜灯があるのでセクション1には夜な夜なカメムシが集まって来る。何か対策しなくては…

カメムシは秋になると越冬のため南へ南へと移動するため、とんでもない頭数が集まっているのでしょう
とんでもない数といえばムクドリ

ムクドリはカメムシを食べてくれる貴重な存在

都会では騒音や糞害で害鳥とみなされることもありますが、カメムシの被害に比べれば何のことはありません
耳をつんざく様なけたたましい大合唱が真に頼もしかった
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