初夏まで安定して維持する方法です。

3月は温度差により乾燥しやすい時期です。
土の温度が低いので根が休眠状態のまま葉に水を吸い上げられず葉がドライ化することがあります。
そんなとき葉の周りの湿度を高めることができればドライ化を防ぐことが出来ます。

ジップ袋に植物を入れます。

袋の中で倒れないようにポットの周りを袋の外からテープで固定します。
チャックは部屋の温度と湿度に応じて開く量を変えます。


袋内が結露して葉が活動しているのがわかります。
今の時期はチャックの開度半分くらいでいいと思います。

暖かくなるにつれてチャックを全開にしていきます。
光量はレースカーテン越しくらいから様子を見ながら徐々に慣らしてあげてください。
水やりの時は袋から出して、汲み置きして室温と同じ水温になった水を与えます。
水切りが完全に完了したら袋に戻します。

もし、熱帯魚の水槽があるのでしたら、じつは水槽のフタの上に植物を置くと面白いように成長します。
根の好む温度が25℃前後で、空気の対流ができやすいからなのでしょうか。
しかし袋に入れず、むき出しの状態で鉢を置くと温度差で土が乾燥しやすくなるので注意です。

寒い日はチャックを全部閉じて、ライトを当てるとミニ温室にもなりますし、
部屋の高い位置は温度が高めなのでフックで高いところに吊るして温度を稼げます。
よかったら試してみてください。

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