和歌山でヤシを立てる
2025年6月7日(梅雨入り前)
先月黒潮大蛇行が終息したとの発表がありましたが、7〜8月に大蛇行再発との予測も出ていています。
ただ、次の大蛇行は長期間保たれないとの見方が強そう
むしろ真夏の間冷水渦によって異常高温が抑制されるなら地植えに最適な年といえそうです
梅雨入り前とはいえ雨続きの和歌山南部 貴重な晴れ日を狙ってトウモロコシ畑をつくりに来ました。
植付けには遅い時期ですが夏植え品種を用意したのでぎりOKでしょう…そういえば昨年もこの時期に植えたっけ
前回仮組したセクション3
鉄筋で補強して本組み 出入口に防獣ネットを取付
境界側にバラスと防草シートを敷いて、ライトヤシ(パウロティスパーム)を植えました
雑草を埋めた柵内中央は排水用としてあえて残し、両サイドをひたすら掘る
白い層が天然の硬盤で石のように硬く、突破すると柔らかい砂の層になる
一番深いところに元肥の鶏糞を投入、少し埋めてから培養土と赤玉土を投入して耕運機で撹拌してみた
マルチを敷いて穴をあけてトウモロコシ(夏植え品種)の作付
前回セクション2に植えたトウモロコシ
穂が出てきた
種まき
マルチの穴に5粒ずつ蒔いて、余った種は境界に蒔いてみた
防獣ネットでフォローした部分と鉄柵のみの部分とで食害状況を比較してみたいと思います。
日が暮れて休憩しているとすぐ隣に鹿が立っていて驚きました お互い目が合うと地面を蹴って茂みへ消えていきました
鹿は木と同化するのでびっくりしますね この日出会った鹿は4頭、
そしてこの簡単に捕まえられそうなのんびりさんは
地元の方に聞いたところハクビシン派とアナグマ派にわかれましたが
帰ってから調べてみると目のあたりが白くないのでアナグマっぽい
秋に柿を食べて丸々太ったアナグマは絶品だとか
アナグマが鉄柵抜けて来るかもしれないがその時に対策するとしよう 最近猿も山から降りてきてるとか
ヤマザクラ
たくさんの蛾が産卵にきている
この蛾はエグリヅマエダシャク
羽の縁がえぐれてることと幼虫が枝のような尺取り虫である事が由来。ドクガじゃなくてよかった
黒く熟したさくらんぼは落ちた場所に果汁が残る。服とか車に落ちないように注意しなくては
セクション1
アンドリンギトラパームとマナンベパーム
いつもより太い新芽が出てきたので楽しみ
東側のマナンベパームとカンピロスパサは復活しそうです
ソテツ
サイカス トロポフィラ
サイカス クリビコーラ
セクション1の植物はドームヤシ以外はなんとか越冬できたようです
サイカス チャマオエンシス
学名サイカス(Cycas)属の由来はギリシャ語でドームヤシを意味するkoikasから来ているそうです。
セクション2
それぞれ新芽が動いている様子で活着してくれたかな?
ラベネア sp.サイカディフォリアは槍が2本同時に出るので相当成長が早い
sp.サイカディフォリア(Cycadifolia)の由来はソテツ科サイカス(Cycas)属に似ていることから
これはヤシ科ラベネア属まではわかっていて、sp.は種名を特定できない1種としてつけられます
ハイビスカスを植えました
ブーゲンビレアも植えてみたいけど最近売ってるのを見かけない
恋人岬のブーゲン
つる性なので単管に伐採した木の枝を貼り付けて這わせてみたい 天井まで育てば遮光ネットが外せるだろう
越冬したソルゴー 2年目は大きくなりそう
肥料を買ったお店で戴いたスイートピーの種を蒔いてみた 開発で伐採してしまったデュランタも植えたい
鉄柵の境界に食害に耐えてくれそうな頑丈な葉のヤシ、ボルケーノやトリスリナクスで生垣にしたい
そのために土が流れないように石垣をつくります
石は穴を掘って出てきたものを集めてきた
次回は鉢植えヤシの地植えと、掘り下げた段差の処理と自動水やり機を設置します
とりあえず梅雨入りまでに畑が完成したので一安心。
夏は雑草抜きで丸一日取られるのが大きな課題か…時間の余裕が出来たら釣りに行きたい
5月後半から良く釣れると教えてもらいました
こんなにゴージャスな釣り場があるだろうか
よい釣りを!
今回は以上です
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