ミュールパーム(Mulepalm)
XButyagrus nabonnandii

Butia(ブラジルヤシ)とSyagrus romanzoffiana(ジョオウヤシ)の雑種です。
両方の特徴が組み合わさると外観はココナッツヤシに似ているため栽培に望まれ、かなりの耐寒性があります。
その一般名は「ミュール」ヤシです。
ここで記録しているミュールパームはヤシ初段さんが手作業で受粉された
ブラジルヤシ(Butia capitata) x シルバークイーン(Syagrus romanzoffiana litoralis)  
メイドインジャパンパームです。


2023年
10月 夏は直射日光下で

2022年の画像の左右のミュールパーム 中央の苗は東京の恩人に贈りました 元気に成長されているとの事です


白い繊維の質感はシルバークイーンで見覚えがあります


2022年

6月 越冬後の様子

さすがの耐寒力です
成長速度は最初ゆっくり、葉が増えるほど早くなっていくと思います。


2021年

ヤシ初段様より、貴重な苗をお裾分けして頂きました!

雌雄同株のため開花と同時に雄花を全て切り取った上で手作業で受粉させます。
花粉はやしをたてるに載せているシルバークイーン(Syagrus romanzoffiana litoralis)のものを送らせていただきました。
雌雄同株なので開花前に雄花を全部カットします。異種間ですから簡単に受粉はしません。まさに情熱の結晶。
種はブラジルヤシより小さく、まさにミュールパームそのものです。

しばらくして、苗の隣の種からもうひとつの芽が出ていました。双胚だったようです。

種の殻は割れています

新しく出た芽を掘り出しました

不織布の上 小さい種サイズがおわかりいただけると思います。

植え付け後

活着しますように(o^-^o) 
(こちらの新苗はお世話になっている方にお譲りしました 2021年10月)


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