2022〜2023越冬記録
その5

2月以降


1月ほど積雪はありませんでしたが様々なタイプの雪が見られました

ふわふわの雪

ブラヘア デクムベンス

湿った雪


3月

デクムベンスは下葉が少し傷んだ程度でした

ブラヘア ムーレイとデクムベンス


華のような雪


乾いた雪

ストーンゲートパーム

湿った雪

ストーンゲートパームもこの冬ダメージなく越冬しました


チャメドレア ラディカリス

こちらも無難に越冬

テーブルヤシは1月の時点で枯れてしまったようです

ラノニア ダシアンサは越冬 ただ、この場所は日当たりが良すぎてダシアンサには環境が合わないようです

南側のアフリカチリヤシ

5月 新芽が抜けてぽっかり空いた穴から何か出てきました


6月なんとか復活してくれました

広葉ラディカリス 改めミクロスパディクス

建物と建物の間は輻射熱や温度差の少なさで恵まれたマイクロクライメート ニカウ、ブロンズパーム、ダシアンサは問題なく越冬しました
しかし積雪期間の長さはイラワラキングパームには厳しかったようで8割が枯れてしまいました
今冬の耐寒力は、ミクロスパディクス>ニカウ>ダシアンサ>ブロンズ>アフリカチリヤシ>イラワラキングパーム
※明るい日陰環境

ブラヘアsp.スーパーシルバー

ブラヘアは雪に弱い印象ですが、この場所は周りに物や塀があるので放射冷却が抑えられた感じです

チュニオフェニックス ナナ

水槽を移動したため、この冬は厳しかったようです 背の高い株は全滅、子株は生き残りました


北側のアフリカチリヤシ

赤外線は雪で反射してしまうようで、保温ライトは効きませんでした

養生テープを外したところ

内部は良好です 縛って生長点に水が溜まりにくくなってたのがよかったかもしれない
一応ボルドーで消毒しておきます

サインペンで成長確認

今回は新芽が抜けませんでした 

ニカウは水切れさせてしまいましたがなんとか回復してくれたようです

ここで実験していたオニラヘンシスが1苗越冬しました


ライトヤシ

排水付近はホットスポットになっているようです 下水は地温より温かいのでしょう 根っこが伸びないか心配になりますが

小苗の温室は全て越冬 一時ぬこの寝床になっていて肝を冷やしました 


水槽のラフィア オーストラリス

下葉の枯れは5℃以下になると現れました 低温によるものなので次の冬は蓋を外してみよう

北側の屋根

1月と2月の間マナンベヤシとルピコラヤシを避難させました

雪に弱いけど霜には問題なく耐えるので3月から出していきます

越冬結果


ディプシス アンボシトラエ

越冬成功!

マナンベヤシ2苗

左の苗は越冬成功 右の若苗は衰弱して枯れてしまいました パームトークによると年齢に比例して強くなるそうです

アンドリンギトラパーム

下葉も落ちず越冬しています

シアグラス カンピロスパサ

シアグラス属で最も耐寒性があるということで期待していたのですが3月にドライ化してしまいました 
夏に復活しましたがすっかり小さくなりました


4月

まだ霜の降りる季節ですがプチプチを外しました 春の日差しは強力で、屋外の温室内部はすぐに熱くなるので要注意



2023年まとめ


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