2020/10/9
秋の台風
気温が一気に下がってきました。
毎年ながら生育に最適な25℃前後の時期はほんのわずか。
冬を前に亜熱帯性のセボレーヤシ(ノヤシ)が発芽してしまったので、発芽育苗器 愛菜花(あいさいか)を購入しました。
本体、トレー、ふたはこんな感じ。
発芽してからはフードカバーを外して湿度を下げられます。
トレーが二つに分かれているのでカバー有り/無し での実験ができますね。
室温によって中の温度も変化するので温度計が必要ですね。
室温10℃でダイヤルを「5」にすると20〜25℃を保てて
室温20℃だと30℃をオーバーするようです。
あとヒーターの熱を伝えるための「砂」も必要でした。
砂はペットショップにあるデグーサンドに決定。清潔なゼオライトです。
レベルラインまで敷きました。
砂の上にトレーを置きました。本来はトレーの中に用土を入れるのですが薄く砂を敷いてその上にポットを置くことにしました。
ポットを置いた状態。端はフタが干渉して一杯には詰められませんでした。
Clinostigma savoryanum(セボレーヤシ)
この育苗器はフタが高い方ですがヤシの芽はすぐ天井に達してしまいます。
真冬は全開にしない方が良いですね。
前年12月ごろに発芽確認。
発芽育苗器 「菜友器」も試してみました。結論からいうと真冬はこちらのほうが発芽しました。
。
外側の温度は低く発芽が遅いのがわかります。
発芽したらフタに当たるのですぐに取り出す必要があります。
緑色の機器はサーモスタット。菜友機はサーモが外付けで愛菜花は内蔵式です。
消費電力は菜友機60w室温+18℃
室温8℃で26℃
愛菜花50w室温+13℃
室温8℃で22℃
「愛菜花」はヤシの発芽適温まで達しませんでした。
室温が13℃あれば問題ないです。
管理と機能は「愛菜花」が良く
温度は「菜友機」が高温を維持しやすいです。
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