2020年9月14日

Syagrus romanzoffiana litoralis
シルバークイーン

選定とか一切しない状態で観察してみました。
花芽が伸びると葉柄が裂けて途中から折れて羽状葉だけ先に脱落します。

残った葉軸は時間が経ってから自然に脱落しました。
自然脱落すると平滑な幹の環状が現れます。

葉軸はかなり頑丈で脱落するには昆虫や菌類などの分解者が貢献しているはずです。
葉軸を人為的にカットすると残った部分が乾燥したミイラ状態で分解されずいつまでも残ることになります。
平滑な幹を見せたいなら放置して自然脱落させるのが良さそうです。



結実


2019年の開花時。

でっかい虫が飛んでたのでスズメバチかと思っていましたがハナアブの仲間ですね。
雌花の開花はやや遅れます。これは台風で雄花がすぐに飛ばされてしまいました。

これ以降は晩秋と春先に開花していますが季節柄に昆虫が集まらず受粉しなかったようです。
こうしてみるとヤシの受粉に昆虫が欠かせないのがわかります。

オレンジ色に熟すまで11か月くらいです。





食べてみました。

食感は粘り気が強く繊維だらけ。
半熟なのかあまり甘くなくてマンゴーに近い味だと思いました。


種は洗って



繊維をたわしで落としました


発芽苗と並べました

発芽苗はフランスから輸入したシルバークイーンです。

「リトラリス」ではなく「シルバークイーン」という種子名でした。
大きさは普通のクイーンパームより小さい感じでほとんど統一されていました。


今回収穫したのは普通のクイーンパームと同じくらいの大きさだと思います。

追記:サンタカタリーナ産のジョオウヤシは通常の種子よりも小さいそうです。
元々シルバークイーンとはサンタカタリーナ産のジョオウヤシが銀葉だったことから呼ばれました。
今回収穫したシルバークイーンはウルグアイ産なので寒さに強そうですが本来のシルバークイーンではないかもしれません。



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